乳牛が人口より多い東藻琴。オホーツクから吹きつける冷たい風は、藻琴山にぶつかり冷涼な大地を創ります。 雪が融ける5月、短い夏を惜しむように一斉に花が咲き、大地はとりどりの色彩であふれます。 緑のジュータンを敷きつめたような牧草地とと畑が連なるなだらかな丘陵、夏の青空は高く、大地と空の間には草を食む乳牛達、そしてさわやかな風が吹き抜けます。 |
酪農に適した大地をベースにして東藻琴チーズは誕生しました。厳しい自然環境はチーズの熟成に適し、まろやかで風味豊かなチーズを育てます。 古く手造りの時代に、ヨーロッパのチーズの銘産地の多くは北緯43°以北又は山岳地帯の冷涼なところにありました。東藻琴はまさにその環境の中にあります。 手造りの風合いを保ち、自然が育て上げる味わい深いチーズ造りの原点が東藻琴の風土にあります。 東藻琴活性化施設『ひがしもこと乳酪館』は、地域の生産する乳を活用して新しい乳製品の開発・製造及び体験・見学・販売・展示等、都市と農村の交流を行う施設として設けられました。 これからも「自然との共生」テーマにナチュラルな製品づくりを続けます。
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開館時間:午前9時~午後5時30分(通年) 体験時間:午前9時30分~午後4時 休館日: 5月~10月 月曜日 11月~4月 月曜日・火曜日 ひがしもこと乳酪館 |